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2009/12/29 Tue
手足のないチアリーダー手足のないチアリーダー
(2009/10)
佐野 有美

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先天性の障害で手足がない状態で生まれた「あみちゃん」のエッセイ。

あみちゃんが積極的でいつも笑顔で過ごしているのは
もちろん彼女自身の性格や努力もあるだろうけど
この母親の姿勢もとても大きな影響を与えていると思う。

前例がないといって渋る教育委員会を両親は説き伏せ
地元の保育園・小学校に進んだあみちゃん。
その条件は母親が毎日付き添うこと。
そんな母親に小学校の校長先生がわたした賞状が印象的。

「あなたは日本一のお母さんです」

成長するにつれ、あみちゃんは数々の壁にぶつかる。
けれどその壁は障害があるからというものではなく
普通に誰もがぶつかる壁だと彼女はいう。

高校でチアリーディング部に入ったあみちゃん。
みんなと同じようにからだを動かすことはできないけれど
仲間という絆はしっかりと結ばれていた。
彼女も、そしてその仲間もすがすがしくて気持ちがいい。

1時間ほどで読める短いエッセイで、難しい言葉や表現は一切ない。
シンプルだからこそ心に響くものがある。

チアを始めるとき、顧問の先生に聞かれた自分の強み。
彼女は胸を張って答えた。
「笑顔と元気です!」

そう、手足がなくたって元気なのだ。


* 心に残ったフレーズ *

 私には手がないけど、心の手を差し伸べたい。
 私には足がないけど、真っ先に駆けつけてそばにいてあげたい。


★★★★★

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Category: エッセイ
2009/12/04 Fri
弥勒の掌 (文春文庫)弥勒の掌 (文春文庫)
(2008/03/07)
我孫子 武丸

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かつて教え子と過ちをおかした高校教師の妻の失踪。
捜査の裏取引で危ない橋を渡る刑事の妻の殺害。
この2つのまったく別の事件の延長線上に浮かんだのは
あるひとつの宗教団体だった。

妻を探す高校教師の視点と
妻を殺した犯人を探す刑事の視点が交互に描かれていて
テンポよくどんどん話が進んでいく。

終盤、残りページが少なくなっても終わる気配がなく
これってどういう終わり方をするのだろうと期待していたら…

え?

という終わり方をされてしまった。

予想外の展開。
どんでん返し。
そう来るとは思わなかった、という衝撃。

しかし、あれでいいのか?
あっけないというか、なんというか。
おもしろいけど、物足りない。
そもそも教師の妻の失踪の意味がわからない。

そして、やっぱりあの終わり方。
こわいよ、こわい。
そのあとどうなったのか考えたくない。


★★★★

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Category: 小説
2009/12/04 Fri
GOSICK  ―ゴシック― (角川文庫)GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)
(2009/09/25)
桜庭 一樹

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舞台となるのはヨーロッパの架空の小国。
頭脳明晰で浮世離れした不思議な少女・ヴィクトリカと
日本からの留学生・久城のコンビが事件を解決するお話。

時代設定が1920年代で、しかもヨーロッパが舞台ということで
中世的な空気感がちりばめられている。
「ゴシック」というタイトルもなんとなくわかる。
しかしながら古くささはなく、むしろ現代的。
(「ゴシック」のスペリングがちがうのもその意図と思われる)

不思議のアリスのようなかわいらしい装丁とは裏腹に
たくさんの人が死んでいく古典的ミステリー。
にもかかわらず、重苦しさはあまりない。
リアリティよりも娯楽性が強いからかも。

探偵となる少女がパイプをくゆらせているあたりは
シャーロック・ホームズを連想させるし(読んだことはないけれど)
事件が起きるのが誰もいない豪華客船であるあたりは
ドラマで見た「金田一少年の事件簿」のようなイメージ。

わりとすぐに犯人の目星はついたのだけれど
ちょっと引っかかる部分があって納得がいかなかった。
読者の思い込みを誘発するトラップなんだろうけど
それにしてもちょっと強引すぎるような気がする。

事件解決のときにその部分について説明があればよかったのに
それについては一切スルー。
そのせいもあってちょっと消化不良。
おもしろかったのに残念。


★★★

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Category: 小説

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