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2009/03/06 Fri
ハッピー8(エイト)―性格診断×ドラマハッピー8(エイト)―性格診断×ドラマ
(2006/03)
名越 康文森 綾

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精神科医の書いた性格診断の本ということで
楽しみにしていたのだけれど
正直、読みながらすでに物足りなさを感じてしまった一冊。

「ドラマ」とタイトルにあるように
本は8人の女性を軸に進んでいく。
彼女たちはIT企業で働く派遣社員で、性格はさまざま。
彼女たちの1日と、それぞれの週末から性格を分析して
自分と同じところがあったら参考にしてください、というもの。

巻頭のイラストはカラーで、中身もイラストが多め。
本というよりもファッション誌の読み物テーマという感じ。

雑誌にあったら読むけれど
本になってまで読みたいかといわれると
正直そこまでではないかも。

逆にかなり読みやすくなっているので
ちょっとのぞいてみようかな、という程度ならちょうどいい。
ただ、心理学っぽい要素は少ないように感じるので
評価は分かれるところなんじゃないかな。


* 心に残ったフレーズ *

■ 自分を知る。それが人生のリセット。


★★

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Category: 心理学・哲学
2009/03/05 Thu
愛がいない部屋 (集英社文庫)愛がいない部屋 (集英社文庫)
(2008/06)
石田 衣良

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かつて大好きだった作家、石田衣良。
初期の作品は夢中になって読んだ。
何より彼のゆったりとした声が大好きだった。
(声は作品とは関係ないけど)

だけど、いつからか彼の作品は官能小説のように
きわどい描写ばかりが目立つようになって
なんとなく読もうという気が失せていた。

この本もそんななかの一冊。

発刊された当初に買ってはみたものの
タイトルに「愛」と使われているだけに
なんとなくまた官能的な描写があるのではないかと
読まずにそのまま置いていた本。
(だったら買わなければいいのにと自分でも思う)

この小説は表題作を含む10作の短編からなる作品で
舞台となるのは神楽坂の高層マンション。
「メゾン・リベルテ=自由の家」という名前のタワーに住む
どこか自由とはかけはなれた主人公たち。

10作品のうち、何作品かは官能的なものもあったけれど
大半はそれほど気になることもなく
アンバランスで危なげな雰囲気が全体的に漂う
石田作品にしてはめずらしい印象のものが多かった。

個人的には
「ホームシアター」という作品で現代の生きにくさを痛烈に感じ
「愛のいない部屋」という作品で年を重ねることへの希望を感じた。


★★★

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